すでにもう、ちょっと前の話になりますが
セカンドシングル「Find A Way」に収録の
「A House Is Not A Home」の
レコーディングの話を書こうと思います。
この曲は元々ディオンヌ・ワーウィックが歌っていたんですが
僕は「ルーサー・ヴァンドロスのバージョンのリメイク」
という形を目指しました。
プロデュースは松尾潔さん。
「ルーサーのカバーをするなら松尾さんにお願いしたい」と
身勝手にも前々から考えていたので(笑)本当に実現して嬉しいです。
ファースト、セカンドシングルと、「自分の曲を自分で編曲し歌う」というのが
僕のスタイルになりつつありますが
曲はカバーなので書く必要なし、編曲もURUさんにして頂き、
僕は歌うだけのスタンスで挑みました。
カバーをする際にいつも考えるのは
「どこまで原曲のイメージを残すのか、どこまで自分らしさを出すのか」ということ。
特に今回は無くなったばかりのルーサーの曲、
思い入れも深く、どんな方向性で歌ったらいいのか悩みました。
ただ、レコーディングでは、
ルーサーに深い思い入れのある松尾さんに
「ボーカル・ディレクター」という形で歌に関わって頂いたので
それほど悩まずに歌いきることができました。
イントロでの、ルーサーのアドリブ・ラインをアカペラで歌うことから
(↑松尾さんのアイデアです)
自作のコーラスを入れたアウトロまで、
トリビュートの部分と、自分らしさの両方が
バランス良くレコーディングできたのではないかと思っています。
皆さんはどんな風に聞いてくださっているのでしょうか・・・。
(写真:レコーディング・スタジオにて松尾さんと記念撮影。)
今日のBGM 「Luther Vandross / Never Too Much」
(ルーサーのデビュー曲!ちなみにB面がA House Is...でした。
題名のNever Too Muchは松尾潔さんの事務所の名前でもあります。
http://www.nevertoomuch.jp
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